2001(方法絵画)

2007年09月08日

1枚から成る50円分の普通切手の1通り

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1枚から成る50円分の普通切手の1通り
2001
普通切手、トナーインク、葉書
発表歴:2001 個展「金額(切手)」ギャラリーセラー(名古屋)、2007 個展「切手展」奈義町現代美術館(岡山)(開催中〜9月9日)
Courtesy Gallery Cellar

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オーマイガーッ!
当たり前なのですが、
ずいぶんと紹介してきて「50円切手1枚!」というのはショックかも。
これも「組み合わせ」の一つなんだけどね。

中ザワヒデキポートフォリオ 方法第11号掲載「1枚から7枚までの50円分の普通切手の組み合わせ表」 中ザワヒデキ切手展ブログ


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2007年09月05日

2枚から成る50円分の普通切手の2通り

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2枚から成る50円分の普通切手の2通り
2001
普通切手、トナーインク、葉書
発表歴:2001 個展「金額(切手)」ギャラリーセラー(名古屋)、2007 個展「切手展」奈義町現代美術館(岡山)(開催中〜9月9日)
Courtesy Gallery Cellar

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これは分かるでしょう。
なにが?
組み合わせの仕組みが。
絵柄もきれいだし。

たとえば今日郵便局に行って、
50円分を2枚の切手で再現しようと思っても、ムリ。
2002年10月に切手の券種が整理されてかなり減って、
一番上の40円切手(緑地のちょうちょ柄)がないから、
2パターンにならないんだな。

組み合わせを考えるより、
現実社会のほうが難しいのね。

方法第11号掲載「1枚から7枚までの50円分の普通切手の組み合わせ表」 中ザワヒデキ切手展ブログ


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2007年09月02日

1枚から7枚までの50円分の普通切手の組み合わせ表

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1枚から7枚までの50円分の普通切手の組み合わせ表
2001
発表歴[素材]:2001 個展「金額(切手)」ギャラリーセラー(名古屋)[トナーインク、紙]、2001 方法第11号 [WEB作品]、2007 個展「切手展」奈義町現代美術館(岡山)(開催中〜9月9日)[顔料インク、紙]
*写真は奈義町現代美術館での展示
Courtesy Gallery Cellar

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藤田「ふと作品画像を見てて思ったんですけど、
   50円の作品はハガキだけしか写ってないけど、
   80円のほうは封筒と組み合わせの表がセットなのですか?」

中ザワ「そうだね。
    50円の組み合わせ表は、
    組み合わせ表だけでまとめて一つの作品にしてあるんだよ」

ということで、
本日の一品は「1枚から7枚までの50円分の普通切手の組み合わせ表」です。

封筒に貼られた切手の組み合わせと、組み合わせ表にある切手の組み合わせ。
これは同じ意味のものを示す=「同じ価値」のもの
なんだそう。

ジョセフ・コスースの作品で、
椅子そのもの、椅子の写真、辞書で引いた椅子の意味、
という三点どれも「椅子である」という作品があります。
それとこの作品は同じように、
貼られた切手、組合せ表の数字のどちらも「切手の組み合わせ」であるのです。

中ザワ「表はイデアを表しているんだよ」
と言いながら、
「方法」の時代はイデア自体を作品とみなしていたからこれは作品。
「方法」の考え方をやめた今はイデア自体を作品とはみなさなくなったから、
たとえば「灰色絵画」を作るにあたって使用した表は作品とはみなしていない、
だそうです。

・・・なんのこっちゃ!?

方法第11号掲載「1枚から7枚までの50円分の普通切手の組み合わせ表」 中ザワヒデキ切手展ブログ


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2007年08月27日

3枚から成る50円分の普通切手の7通り

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3枚から成る50円分の普通切手の7通り
2001
普通切手、トナーインク、葉書
発表歴:2001 個展「金額(切手)」ギャラリーセラー(名古屋)、2007 個展「切手展」奈義町現代美術館(岡山)(開催中〜9月9日)
Courtesy Gallery Cellar

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一番上のハガキを見てください。
1枚目のキミドリの地色に巻貝の切手は40円です。
2枚目の赤紫っぽい切手は9円です。
3枚目の茶の地色に人が写っている切手は1円です。
40+9+1=50円、ハガキの送料となっています。

40円切手や1円切手があるのはわかるけど、
9円切手があるって半端で変だと思いませんか?

以前、ハガキの送料は40円でした。

消費税(3%)が導入されたとき、ハガキは41円で送るようになりました。
40円切手に1円切手を貼ればよいわけです。
そして、41円切手なるものも登場しました。

やがてハガキの送料が50円になりました。
41円切手は廃止され、
手持ちの41円切手に足して50円になるよう、9円切手というのが登場しました。

という過程を経てこの一品が制作された2001年は、
9円のような半端な額面も含めて、普通切手の券種が多かったのです。

2002年10月に切手の券種が整理されてかなり減ったため、
いまは40円切手も、9円切手も、郵便局には置いてません。


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2007年08月18日

4枚から成る50円分の普通切手の21通り

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4枚から成る50円分の普通切手の21通り
2001
普通切手、トナーインク、葉書
発表歴:2001 個展「金額(切手)」ギャラリーセラー(名古屋)、2007 個展「切手展」奈義町現代美術館(岡山)(開催中〜9月9日)
Courtesy Gallery Cellar

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2001年に作られたハガキの「普通切手」シリーズです。
これ、全部中ザワさんが切手を貼ったんだって。

中ザワヒデキポートフォリオ 方法第11号掲載「1枚から7枚までの50円分の普通切手の組み合わせ表」 中ザワヒデキ切手展ブログ


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2007年08月11日

7枚から成る50円分の普通切手の232通り

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7枚から成る50円分の普通切手の232通り
2001
普通切手、トナーインク、葉書
発表歴:2001 個展「金額(切手)」ギャラリーセラー(名古屋)、2007 個展「切手展」奈義町現代美術館(岡山)(開催中〜9月9日)
Courtesy Gallery Cellar

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今回の「切手展」の展示スペースである町民ギャラリーは、
新作(封筒作品)のあるギャラリー1と、
旧作(ハガキ作品)のあるギャラリー2があります。

旧作であるハガキ作品の中でも、
一番パターンが多いのが、本日の一品。
50円分を7枚の切手で表そうとしたら、232通り!!
すごすぎー!!

いまと違って、2001年当時は普通切手の券種が多かったので、
とてもカラフルだし絵柄も楽しいんですよ!

ところで、なんで7通りまでしかないんだろ?
それ中ザワさんに聞くの、忘れてた・・・。

中ザワヒデキポートフォリオ 方法第11号掲載「1枚から7枚までの50円分の普通切手の組み合わせ表」 中ザワヒデキ切手展ブログ


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2007年07月30日

6枚から成る50円分の普通切手の122通り

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6枚から成る50円分の普通切手の122通り
2001
普通切手、トナーインク、葉書
発表歴:2001 個展「金額(切手)」ギャラリーセラー(名古屋)、2007 個展「切手展」」奈義町現代美術館(岡山)(8月4日〜9月9日開催予定)
Courtesy Gallery Cellar

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中ザワさんから「切手貼りを手伝って」という召集命令が。
今週末から岡山・奈義町現代美術館で、
中ザワさんの個展「中ザワヒデキ 切手展」があります。
本日の一品も展示しますが、
新作がまだ出来上がってないようです。

本日の一品を眺めて、まずは予習。
6枚の切手で50円分になるように考えられた組み合わせをもとに貼られています。
ふむふむ。

中ザワヒデキポートフォリオ 方法第11号掲載「1枚から7枚までの50円分の普通切手の組み合わせ表」 中ザワヒデキ切手展ブログ


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2007年07月26日

654個の変曲点のある単一曲線

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より見やすいデータはこちら

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654個の変曲点のある単一曲線
2001
60×200cm
紙、インク
撮影:高木茂樹
発表歴:2001 個展「質量」レントゲンクンストラウム(東京)、2001 個展「金額」ギャラリーセラー(名古屋)、2003 ISCPオープンスタジオ展(ニューヨーク)、2003 個展 ガライアス・ヴィジュアル・スペース(ニューヨーク)、2006 公開制作「脳波ドローイング」府中市美術館公開制作室
Courtesy Gallery Cellar

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「単一曲線」でググってみたところ、

連続実関数x(t), y(t) (a ≤ t ≤ b)を用いて、
複素平面上の曲線z(t)を(1)と定義する。
z(a), z(b)をそれぞれ始点、終点といい、
両者が等しいものを閉曲線という。
a ≤ t < t ≤ bにおいて常に z(t) = z(t)が成立するとき、単一曲線という。

とちっとも何を言いたいのか分からないことが出てきてしまいました。
あせあせ。

中ザワ「これは複素平面内の単一曲線に関する記述で、僕の作品の説明とは違うよ」

???フクソヘイメン??
・・・ともかく、中ザワさんはこうした数式みたいなものを使って、
1つの線を654回曲げてみた・・・というのが本日の一品。

中ザワ「左右の非対称性が出るようにがんばって作ったんだけど」

非対称性をがんばって作ったんですか!?
「中ザワさんの作品ってわかんない」
と言う人がよくいますが、私も理屈は分かりません。
でも、こんな理屈ぬきで、なんで線を曲げたのか、しかも654回って何、
とかいろいろ想像することが面白いと思いまセン?

ポートフォリオ ガライアス・ヴィジュアル・スペース(ニューヨーク)での個展

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2007年07月20日

17296枚の硬貨から成る18416円 (金額第一五番)

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17296枚の硬貨から成る18416円 (金額第一五番)
2001
45×60×6cm
硬貨、ポリエチレン袋
撮影:高木茂樹
発表歴:2001 個展「金額」ギャラリーセラー(名古屋)、2001 NCAF(名古屋)、2001 「ダイアローグ2001」カナダ大使館ギャラリー(東京)、2004「財飾兼備−ART&MONEY」ベイスギャラリー(東京)
Courtesy Gallery Cellar

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中ザワさんから
「東京造形大学の清水哲朗ゼミ主催のシンポジウムにゲストで出る」
と連絡が来たので、行って見ました。
清水ゼミの皆さんは仲も良さそうだし、しっかりしてる関係だと思いました。
そこで思い出したのが「友愛」って言葉です。
友情とか、愛情とか、数学とか苦手な藤田にはよく分かりませんが、
2007年1月6日に紹介した220枚の硬貨から成る284円 (金額第一二番)
2007年1月7日に紹介した308620枚の硬貨から成る389924円 (金額第三五番)
で使われた「友愛数」という言葉もついでに思い出したわけです。

今回の作品タイトルに「17296」と「18416」の数字がありますね。
これが何かというと、
17296の(17296を除いた)約数・・・1、2、4、8、16、23、46、47、92、94、184、188、368、376、752、1081、2162、4324、8648
これらを足すと18416になります。
そこで18416(18416を除いた)の約数・・・1、2、4、8、16、1151、2302、4604、9208
これらを足すと17296になるのです。
こういう関係のことを「友愛数」といいます。

やっぱり難しいわ・・・と藤田に、中ザワさんが一言。
「僕は別に友愛数ということが一番言いたくてこの作品を作ったわけじゃない。
 「金額」シリーズの一番め「1107枚の硬貨から成る20523円(金額第一番)」のときは、
たくさんの硬貨を平面に固定して並べてたのだけど、
平面じゃなくても、固定されてなくても、たくさんの硬貨!!
ということが、一番言いたいんだよ。だから袋に入れたんだ!」
え!そういう効果を狙ってんたんだ、この硬貨!

ポートフォリオ 「金額第一二番〜第一八番」組成表

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2007年06月23日

492枚の硬貨から成る7860円 (金額第六番)

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492枚の硬貨から成る7860円 (金額第六番)
2001
硬貨、針金
発表歴:2001 個展「金額」ギャラリーセラー(名古屋)
Courtesy Gallery Cellar

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なぜかいま、お財布が小銭だらけです。
と思い出したのが、本日の一品。

金額シリーズは、中ザワさんの方法時代の作品で、もっとも数が多いシリーズ。
藤田「こんな形状のものもあるんですね」
中ザワ「内輪では「ネックレス」と呼んでいます。
ちなみにビニル袋のものは「枕」と内輪で呼んでいます」

どうやって作ってるかというと、
五円玉と五十円玉を一定の規則で一列に並べて針金に通し、
針金の両端を接合して閉じたわっかにしたんだそう。
聞くと簡単そうです。
でもいくら小銭持ちとはいえ、
私には、492枚もつなげるほど持続力がない、と思いました。



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2007年04月13日

方法舞踊第一番

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より見やすいデータはこちら

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方法舞踊第一番
[舞踊作品]
2001
150×1.1cm
顔料デジタルプリント、紙
発表歴:2001 個展「質量」レントゲンクンストラウム(東京)、2001 個展「金額」ギャラリーセラー(名古屋)、 2005 藝術倉庫(栃木)

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ポストに某オークションのお知らせハガキが入ってました。
オークション出品アーティストに「中ザワヒデキ」の文字・・・。
本日の一品が出品されるそうです。

藤田「ブヨブヨというか、なんですかこれ」
中ザワ「舞踊作品だよ」
藤田「ぶ・・・ぶよう?」
某ダンス系新聞でもテキストを書いていた藤田ですが、紙の上で“舞踊”とわ!

・・・と思ったら、これは「舞踊譜」、つまり音楽でいう楽譜にあたるものです。
ラバノーテーションという舞踊の記譜法にのっとって、作られています。
ラバノーテーションは下から上へ読むそうで、ひとつの線でつながっています。

初演は2001年5月に、
レントゲンクンストラウムでの個展にあわせたオープニングイベントとして、
表参道の街中でダンサーの黒沢美香さんが30分くらい踊るというのをしたそうです。
(私は見てません)
演奏用の譜面はA4サイズ2枚にわたってますが、
美術作品としては長〜く出力されているものです。

本作は、出力番号が違うプリントがいくつかあります。
藝術倉庫他に収蔵されています。
本日の一品の写真は、こうした出力番号の違う2点を並べて展示したもの(ギャラリーセラーの展示)。
ちなみに今日のオークションには、出力番号1番が出品されるそうです。

方法第8号(同人作品)


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2007年02月18日

5枚から成る50円分の普通切手の58通り

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5枚から成る50円分の普通切手の58通り
2001
普通切手、トナーインク、葉書
発表歴:2001 個展「金額(切手)」ギャラリーセラー(名古屋)
Courtesy Gallery Cellar

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今日の朝日新聞日曜版Be!「目の冒険/脳で視るアート」は、
中ザワさんが2000年から2004年まで、「方法」という活動をともにしていた、
詩人の松井茂さんの作品紹介でした。

方法、か・・・。
ということで、
中ザワさんの「方法」時代の作品を紹介します。

「方法」の作品は、規則にのっとって作られたものがほとんどです。
本日の一品のような、切手とはがきを使った作品は、
ハガキに貼られる50円分の切手が、
「50円1枚」でも、
「20円と30円」でも「10円と40円」でもいいので、
その組み合わせの規則を楽しむ作品です。

「1枚から成る50円分の普通切手の1通り」
(=50円切手を貼ったハガキ)
から、
「7枚から成る50円分の普通切手の232通り」
(=普通切手を7枚で50円分になるように貼ったハガキ)
まであり、
本日の一品は、
普通切手を5枚組み合わせて50円分になるように貼ってあり、
この組み合わせは全部で「58通り」あり、作品も「58通り」作られています。

ただし!
「58通り」というのは制作当時、つまり2001年での話。
「4円切手」のように、いまはない切手もあるので
(wikipediaによると2002年にかなりの切手がなくなったらしい)、
2007年現在として作ったら、何パターンになるのかしら??

中ザワヒデキポートフォリオ 方法第11号掲載「1枚から7枚までの50円分の普通切手の組み合わせ表」


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2007年02月09日

77個の分銅から成る1318グラム (質量第二番)

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77個の分銅から成る1318グラム (質量第二番)
2001
分銅、秤
池内務撮影
レントゲンクンストラウムでの展示
発表歴:2001 個展「質量」レントゲンクンストラウム(東京)

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分銅と秤を使った本日の一品。

分銅は大きさや形で重さの違いがあり、
数えれば重さは分かります。
秤も、アナログ/デジタルの表示の違いはありますが、
重さを知る機械です。

重さが分かっている分銅を、わざわざ秤に載せて、
それを「美術作品」と呼ぶ。
中ザワさんの作品、本当に奥が深いですね。

「質量第一番〜第五番」組成表 (2001) 「大根と分銅と筆触」(方法 第9号)


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2007年01月06日

220枚の硬貨から成る284円 (金額第一二番)

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220枚の硬貨から成る284円 (金額第一二番)
2001
9.5×13×2cm
硬貨、ポリエチレン袋
撮影:高木茂樹
発表歴:2001 個展「金額」ギャラリーセラー(名古屋)、2001 NCAF(名古屋)、2001 「ダイアローグ2001」カナダ大使館ギャラリー(東京)
個人蔵

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突然ですが、お知らせです。
朝日新聞日曜版の明日発売分より、
中ザワヒデキが「目の冒険」というコーナーで
「脳で視(み)るアート」というタイトルの連載がはじまります。

記念すべき第一回は・・・
中ザワさんの作品が2つ載るそうです。
今日は「220枚の硬貨から成る284円 (金額第一二番)」を紹介します。

タイトルにもあるとおり、ポリエチレンの袋に小銭が詰まってます。
昔これ見たとき「こんな枕で寝てみたい」って言ってた人がいましたが(笑)。

220とか284とか意味があるんでしょうか?
・・・ええ、あります。
そこは理数系の中ザワさんのこと、
「ピタゴラスいわく」という説明でこの作品を解説!しているのが
明日の朝日新聞日曜版「目の冒険」です。

ぜひチェックしてみてね!

中ザワヒデキポートフォリオ


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