第27回AI美芸研「人工知能美学芸術展記録集出版記念」@美学校

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第27回AI美芸研「人工知能美学芸術展記録集出版記念」@美学校

『人工知能美学芸術展 記録集』

人工知能は芸術創造の分野にまで侵蝕するのか。
人工知能に美意識が芽生え、自律的に芸術を創作する未来はあり得るのか。

「人工知能美学芸術展」は、人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)と沖縄科
学技術大学院大学(OIST)が主催し、ゲーテ・インスティトゥート東京ドイ
ツ文化センターと協働して、2017年11月3日から2018年1月8日迄の67日間、
OISTにて開催した展覧会の名称である。同展は人工知能(AI)をテーマとし
た総合的な芸術展で、34項目の美術展示のほか、4つの音楽コンサートや8回
の研究シンポジウムを含み、美学という観点を前面に打ち出した大規模な展
覧会としては世界初であった。本書はAI美芸研が2019年に最新の知見を盛り
込み編纂した、日本語と英語のバイリンガルによる同展の記録集である。
B4判/176頁/カラー図版多数/定価5,000円+税/編・著&発行:AI美芸研

第27回研究会は出版記念の第1弾として、松川昌平+archiroid、UCNV(両者
展覧会出品者)をお招きし、2020年2月9日15時より美学校にて開催します。
研究会御参加の方は当日会場で税額サービスにて本書を御購入頂けます。

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■開催概要

【名称】
第27回AI美芸研「人工知能美学芸術展記録集出版記念」@美学校

【日時】
2020年2月9日(日)15:00-18:45(開場14:30)
※終了後、懇親会(沖縄料理)(22:30まで)

【会場】
美学校(東京都千代田区神田神保町2-20 第2富士ビル3F)
https://bigakko.jp/address_map/

【講演・出演】
松川昌平+archiroid(建築家+合同会社アーキロイド)
UCNV(プログラマー/アーティスト)
中ザワヒデキ(美術家、AI美芸研代表)
草刈ミカ(美術家、AI美芸研企画制作)
※講演後、全体討論の時間を設けます。
※講演と討論は撮影、実況、配信歓迎です。記録動画を後日公開します。

【参加費】
2,000円(原則どなたでも参加可、予約不要、懇親会費含まず)
※入場は先着順、受付開始は開演30分前(14:30)です。来場者が60名を超
える場合は、立ち見、もしくはご入場頂けない可能性もございます。
※懇親会(沖縄料理)への御参加は別途2,000円頂きます。
※懇親会のみの参加は御遠慮ください。

【出版記念】
『人工知能美学芸術展 記録集』編・著&発行:AI美芸研 ★内容超濃厚★
日英バイリンガル/B4判大型書籍/176頁/カラー図版多数/定価5000円+税
※研究会御参加の方は当日会場で税額サービスにて本書を御購入頂けます。

【主催】
人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)

■講演内容

「“建築家なしの建築”の建築家」
松川昌平+archiroid(建築家+合同会社アーキロイド)
バーナード・ルドフスキーは、建築家のように顕名的な創造主体がいないか
らこそ「建築家なしの建築」のような自然発生的な建築群を創造できること
を示唆しましたが、本講演では、我々が研究・実践しているアルゴリズミッ
ク・デザインという建築設計プロセスの方法論を通して、「建築家なしの建
築」のような建築群を、それでも建築家がどのように創造していけばよいの
かという問題についてお話ししたいと思っています。
※松川昌平+archiroidの作品《トポロジカル・グリッド》を展覧会記録集
に所収。講演を行う松川は慶應義塾大学SFC准教授、博士(工学)。佐々木
雅宏は合同会社アーキロイド代表社員。(※文責・AI美芸研)
https://twitter.com/sho000
https://archiroid.com/

「開発者とユーザーのメディア論+」
UCNV(プログラマー/アーティスト)
芸術の領域に開発者という立場が発見された。機械を扱う芸術においてであ
る。コンピュータ時代のメディアアートにおいては、その環境特性により開
発者はより自明の存在になる。開発者の立場の発見は同時にユーザーの立場
の発見でもある。開発者とユーザーという立場および観点は、従来の芸術の
領域には存在しなかったものだ。機械を扱う芸術家たちは、それらの観点で
しか提示できない芸術的価値を示してきた。この視座から、AIをどう捉えら
れるか。AIが示すのは、それを開発者またはユーザーとしてどう扱いうるか
ではない。そうではなく、AIが3つ目の立場として存在し、そこに全く別の
観点がありうるということだ。
※UCNVの作品《Datapoem》《Turpentine》を展覧会記録集に所収。プログラ
マー/アーティストという立場からの深い思索ならびに実作がある。昨年末
刊行『グリッチアート試論』は瞬時に売り切れ増刷。(※文責・AI美芸研)
https://ucnv.org/

■人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)

公式サイト
https://www.aibigeiken.com/
Facebook
https://www.facebook.com/groups/1155307841158207/
Twitter
https://twitter.com/AIbigeiken

※第27回AI美芸研は『人工知能美学芸術展 記録集』出版記念第一弾です。
第二弾として第28回AI美芸研を2月16日(日)にNADiff a/p/a/r/t にて19時
より開催します。高橋恒一(理研、全脳アーキテクチャ)からの講演、並び
に杉浦洋(Yoko Sugiura Nancarrow)(作曲家コンロン・ナンカロウ夫人/
考古学者)を迎えてNADiff五十嵐玄、当会中ザワヒデキ、当会草刈ミカとで
語らう座談会の二部構成です。詳細は改めてお伝えします。

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是非、お越しください。

人工知能美学芸術研究会
代表 中ザワヒデキ
企画制作 草刈ミカ


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2020-02-02
- 本頁作成。
- 上記日本語メールをAI美芸研メアドより日本語話者に同報配信しました。
- 公式頁: https://www.aibigeiken.com/research/r027.html
- FB頁: https://www.facebook.com/events/1066724373687536/
- 美学校頁: https://bigakko.jp/event/2020/ai27


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