ソースと実行第二一 - 三六番

位相幾何学では量は顧慮されない。ユークリッド幾何学では量が顧慮される。表は本来位相的だが、その外観はユークリッド的だ。すなわち「ソース」においては同一の表であっても、記入量が異なれば、「実行」におけるその外観が変化する。今回私は、四種の異なる表と、四種の異なる記入量の組み合わせを提示した。ここに生じた外観上の差異が、快楽を惹起する。

(参考)ソースと実行:一覧


中ザワヒデキ 2011
機関誌「新・方法」第6号掲載
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